リードのお話

ブログ担当のHです。

前回の練習、ブログの担当日にもかかわらず、恐れ多くもお休みしてしまったので、
練習とは関係ないお話をさせていただきます!

「リード」のお話・・・吹奏楽のご経験がない方は、「なんじゃらほい?」という感じですよね(^-^;

吹奏楽の管楽器は、大きく、

「木管楽器」

「金管楽器」

に分かれます。

そして、木管楽器のうち(代表的な楽器のみ)、
オーボエ、ファゴット、クラリネット、サックスは、
「リード」と呼ばれる木の皮のようなものが「震える」ことで
音を出すので、
「リード楽器」
と呼ばれます。

さらに細かくは、
オーボエとファゴットが「ダブルリード」
225px-Bassoon_Reeds
クラリネットとサックスが「シングルリード」

200px-Saxophone_reeds-alto,_tenor

 
と呼ばれます。

 

「シングルリード」はわかりやすいですよね?
木の皮みたいのが「1枚」だけなのです(^-^)

「ダブルリード」はこの木の皮が上下に2枚あり、
それを根元で止めています。

当団常任指揮者の宮下先生も、
今回の定期演奏会で客演指揮をして下さる松元先生も
クラリネットのご出身で、「シングルリード」の楽器です。

そして、私もクラリネット、サックスの経験者なので「シングルリード」専門です。

ですので、今回は「シングルリード」について書かせてくださいm(__)m

「リード選び」と「リードの調子」は、シングルリード楽器奏者にとって
「死活問題」で、常にリードのことで頭が痛いですがまん顔

このように箱で売っているのですが、
DSC_0238
(なぜかJAZZ用のJAVA(笑))

B♭クラリネット(ソプラノクラリネット)、ソプラノサックス、アルトサックスは
「10枚」で1箱。
バスクラリネット、テナーサックス、バリトンサックスは、
「5枚」で1箱で売っています。

で、全部使えればいいのですが、1枚1枚が厚さ、カーブなどが微妙に異なり、
演奏者の唇や口の形(アンブッシュア)、噛む力などで、
「合う合わない」があり、
「合わない」ものを「ハズレ」、
「合う」ものを「アタリ」と読んでいます!

で、だいたいなんですが、1箱に「アタリ」は、人によって違うと思いますが、
「1枚か2枚」
なんですね涙

最悪の場合、「アタリがなかった」なんて悲しいこともあります泣き顔

そして、その日の湿気や天気などで、アタリも全然良い音がならないこともあったり・・・。
楽器は楽しいですが、「リード」は本当に頭が痛いです病院

「リード」は「ケーン」という主に南仏で採れる「葦」でできてますので、
「生き物」なんですねクラブ ですから、気候とかに左右されやすいのです雨

 

さて・・・
私は当団名物(?)のサックスパートなのですが、
我がサックスパートは、ほぼ全員(なのかな?)
「葦のリード」(上の写真のようなもの)をやめました・・・あきらめました・・・見放しました・・・さよならしました・・・というのは言い過ぎで(笑)
科学の進歩は恐ろしく、最近は
「プラスチックリード」(通称「プラリード」)の質が葦のものにだんだん近づいており、
アルト~バリトンまで「プラリード」をメインで使っています!!あっかんべー

こんな感じのものです↓
DSC_0243

 

一枚「3,000円」くらいと、ちょっと値段は張るのですが、
なかなか消耗しないことと、
なんといっても「試奏」ができる(ケーンはできない)ので
自分にあったリードを探しやすいというメリットがあります(*´∀`*)

ということで、当団サックスパートは、「木管楽器」であるにもかかわらず、
「木の部分」がない・・・世にも珍しいサックスパートであります冷や汗 (顔)

今度の定期演奏会でも、サックスパートでアンサンブルを披露出来るかと思います指でOK

もし、演奏が失敗したら、
「やーい!プラリード!!」と野次ってください(笑)

・・・っていうのは冗談で、好きずきあると思いますが、
プラリード、ほんとオススメですよ☆彡(*´∀`*)ノ。+゜*。

定演のチラシもできましたぁ(*´∀`*)
rc14S

団員一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
そして、皆様に素敵な音楽を届けるために・・・ファイトファイト!!うれしい顔